<A HREF>B <A NAME>A 別ページへのジャンプ



 「別ページへのジャンプ」という表現では単に他のページへのリンクという意味にとられてもしかたがないのですが、ここでいうジャンプの意味はそうではありません。
 これは他のページへのリンクと前回説明したページ内の指定の位置へジャンプさせるということの組み合わせです。つまり他ページのページ途中に直接ジャンプさせることです。
 各機能は前回(同一ページへのジャンプ)と前々回(リンク)でそれぞれに説明しているので、早速、実際に使ってもらいながら理解していただきましょう。


例 
<A HREF="./betu2.html#jump"><IMG SRC="./link/another3.gif" width="239" height="25" border="0" alt="別のページの途中にジャンプします”>別のページの途中に進みます</A>

 
 
例でおわかりのように通常の<A HREF>タグを使います。違うのはパス指定の部分で、リンク先のページの後に、#にインデックス名を加えた飛び先を指定します。
 この場合のインデックス名は別途飛び先のページにあらかじめ設定しておかなくてはなりません。


 属性の中に別ウィンドウあるいはフレームへ飛ばすためのtarget属性というものがありますが、これは「フレーム」タグをとりあげた後、説明させていただきます。



構 文

<HTML>
 <HEAD>
  <TITLE>
  </TITLE>
 </HEAD>
 <BODY>
<A HREF="./betu2.html"><IMG SRC="./link/another3.gif" width="239" height="25" border="0" alt="別のページの途中にジャンプします”></A> 
 </BODY>
</HTML>
 

 


 

使用例

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>別ページへのジャンプ</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<A HREF="./betu2.html#jump"><IMG SRC="./link/another3.gif" width="239" height="25" border="0" alt="別のページの途中にジャンプします”></A> 
</BODY>

</HTML>

 


 

表示結果


今回の「表示結果」は上の「別のページの...ジャンプします」ボタンでかえさせていただきます。

 



一口メモ

 

 だんだんインターネット言語としての性格をあらわしたタグが増えてきましたが、その分、説明が難しくなってきました。
 話は変わりますが、先般、お問い合わせ掲示板に「HTMLだとページエディタより細かい設定ができるのか」という質問がありました。そちらにも書きましたが、再度ここでも書いておきます。
 なお、このことは<HTML>タグの説明時にも少しふれています。

 HTMLはインターネットページをつくるための言語です。ただ、その言語を使ってソースを作ることが難しいということで開発されたソフトがページエディタです。
 いうまでもなく、ページを作るのに、効率としてページエディタの方が優れていなければ存在意義がありません。
 ただし、WEBページ制作上、より高度な技術との連携(CGIやJavaScriptなど)を考えるとどうしてもHTMLの知識をもっておいた方がよくなります。
 結論からいえば、HTMLのソースを見て、そのタグが何の効果をもたらしているか、ページ上のどこの部分がソースのどの部分かは最低限わかる程度の知識を持った上で、実際の作成にはページエディタを使うのがベストだと思います。

※ 使用例をコピーして使いたいときは「講座の前に」をお読みください。