家康の章

 

徳川初代将軍(在職 16031605)。松平広忠の長子。今川義元・織田信長と結び、ついで豊臣秀吉と和し、一五九○年(天正一八)関八州に封ぜられて江戸城に入り、秀吉の没後伏見城にあって執政。一六○○年(慶長五)関ヶ原の戦で石田三成らを破り、○三年征夷大将軍に任ぜられて江戸幕府を開いた。将軍職を秀忠に譲り大御所と呼ばれた。○七年駿府に隠居後も大事は自ら決し、大坂の陣で豊臣氏を滅ぼし、幕府二六○余年の基礎を確立。諡号(シゴウ)、東照大権現。法号、安国院。(15421616)

広辞苑より

 

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