アーカイブ [2010年9月分] |
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2010年9月3日(金) |
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ドロップシャドウ2【PSE】
8月27日の記事に引き続き、今回も「ドロップシャドウ」です。多分、次回も...。
前回、述べたように「ドロップシャドウ」は影付き文字ですから、当体となる文字は太い方が影はよりはっきりします。(もちろん、好みの問題はあるのでどちらがいいとはいいませんが...。)
とにかく、PSDファイルで8月27日の完成形を呼び出しましょう。
今回は前回ドロップシャドウ効果をつけた「Morning
Coffee」をより太い文字に置き換えてどのようになるかを検証してみます。(太い文字とは、この場合、※ボールドではなくフォントです。)
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ボールドは同一種類のフォント(字体)の標準文字を太くしたもの、フォントは明朝体、ゴシック体、ポップ体など、字の形状そのものが異なります。
多くのソフトウェアでは下の画像のようにボールドは「B」で表されています。(ただし、PSEでは「T」)を太字にしたものになっています。(画像後掲)
一方、フォントはフォント(字体)とポイント数のセットで下の画像のようなドロップダウンメニュー方式を使って選択します。(下の画像はMicrosoft
WORDをキャプチャーしたものですが、特殊なものを除き、ほとんど同じようなデザインになっています。ちなみに斜体の「T」はイタリック、すなわち斜体文字を表します。)
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さて、通常、画像の上に文字を置いた場合、文字をクリックすれば文字にフォーカス(焦点)が移ります。もし、移らない場合には、邪魔をする上部レイヤーが存在するので、レイヤーウィンドウの「Morning
Coffee」レイヤーをクリックしてください。
次に「横書き文字ツール」を選択し、「Morning
Coffee」の文字列の先頭にカーソルを移します。この際、カーソルの形状が変化する一瞬がありますので、変化した時点で文字列の末の字までドラッグします。(カーソルは下図のとおり、文字列にかかると、カーソル周囲の四角の点線枠が消えます。)
上のような選択状態のままで、フォントを変更します。フォントはインストールしたソフトウェアに添付されることが多いので、インストールされているソフトウェアの種類によって、選択できるフォントは異なります。
ここでは私のパソコン上にあった太目のフォント「DFP特太ゴシック体」を選択してみました。
すると次のようになります。
これでフォントの変更は完了ですが、私の好みからすると、この字体の場合(特に英字では)、斜体にした方が好きなので斜体にしておきます。。斜体にするには、「横書き文字ツール」のオプションバーで「T」を選びます。(右図左から3番目の「T」が斜体になったボタン)
何度もいうように、フォントは好みの問題があるので、どうするのが最善であるといえるものではありません。
また、文字のポイント数や文字色によっても見え方はかなり違ってきます。(小さな文字に影をつけるとかえって読みにくくなることさえあります。上の画像も多少そうですが。お気をつけください。)
次回は光線(影)の向きやその距離の変更を取り上げます。
詳細はクラスで説明します。
※わかりにくいようであれば説明しますのでクラス開催日にお申し出ください。
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